JA3612で房総。Air Navigation Pro を iPhone and iPad で試す

先日、トラフィックパターンで試したiPad用(iPhone用)エアナビゲーションソフト「Air Navigation Pro」ですが、

先日の記事>
http://flyingarrows.aero/uncategorized/2568.html
グラスコクピット? iPadをフライトで試す

今回はクロカンで試してきました。

今回のコースは、大利根飛行場を飛び立ち、佐倉VOR/DME(航法援助施設)→ 一ノ宮 → 宮野木ジャンクション → 佐倉 → 大利根という基本コース。
ナビゲーションログを作成し、
フライトプランをファイルして、

今日は若干積雲系の予報が出ていますが、見た目はいい天気!
天候を良ーく確認しながら、準備します。

3612君もプリフライトチェック完了。
いざ出発!(しゃきーん!)

今回、機長はこのような感じで iPad を駆使してみました。
といっても、ルート設定等はせず、現在地の把握のために使ってみました。


大利根を離陸して佐倉VORを経由します。
高度は1500フィート、ほぼ南に向かって飛行しますが、風は出発地は北風、目的地一ノ宮辺りは南風とのこと。そんなたいした距離ではないんですが、ちょうど張り出した高気圧のせいらしいです。
VORは佐倉112.7MHzに合わせアイデントチェック(モールス符号の発信音”T – Y -・– E ・”をチェック)します。
(まあ、離陸時には合わせてあるんですけどね。)
ラジアルはFROM170度(TO350度)です。
リバースセンシングなので注意しますが、すぐに通過してFROM175の予定なので、あえて合わせてるんですね。
高度は1500フィート。成田空港のトラフィックがすぐ脇で離着陸する機体がよく見えます。
空域に注意しつつ安定したフライトです。
これくらいの高度って下界がよく見えるんです。

ナビゲーションですが、実機の計器表示はこれ。
で、iPadのナビゲーション表示はこれ。。。ってHMEって羽田を拾ってます。
ヘディングはだいたい合ってるでしょ。高度は?あってますねぇすばらしい。

なかなかよろしいんじゃないですか?
ちゅうか普通に使えてるし。
あと、問題は地図だな。
現在インストールされているのは、無料版の地図で正確には航空図ではありません。
だって、日本のチャートがインストールできないんだもの。。。

通過後は、FROMでひたすら真っ直ぐ海を目指します。
途中のチェックポイントは、駅や有料道路(無料だったりして。。。)です。
結構線路などは地面にとけ込んで認識が難しいですね。

海だ!

一ノ宮駅付近到着。

ちゃんとナビしたかいあり、ほぼ正確に到着する訳ですね。
まあ、近いしね。

一ノ宮付近は海水浴場もあり、たくさん人がいた模様。
相棒の自宅上空撮影の後、海岸付近をフライトしました。

で肝心の iPad ですが、フライト中温度が上がり過ぎ「暑い!」とメッセージだし自分で一時停止。
しばらくオペレーションできなくなりました。
これは問題だ。
帰路で、iPadの膝の上が陰になったら復活。
ん〜良かった良かったと思ったら、高度がリセットしてしまいました。

位置情報は相変わらずきちんと出ていたので、受信できた衛星の数が減ったのかぁ?と思いつつ帰着しました。熱停止との関連は未解決。本体にGPSアンテナですからこういうこともあるんでしょうね?
まぁ、ここら辺、スティーブもまさか航空機で使うとは想定していないでしょうから仕方ないかな?
次回の課題です。

と言う事で、開発元がYouTubeにテストしているときの映像をアップしていたんですね。

この数年で日本国内のほとんどのVORが無くなるそうです。
その時、このようなナビゲーションの仕組みを活用できれば安心だなと思います。
ただ、VOR廃止で、このナビのVOR位置情報も消えちゃうと勿体ないな。。。

VORの縮退に関しての情報です。
下記の通り、23年度は、「秋田・浜松・信貴・那須・高松」が廃止になるようです。
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経過は 下記の状況で説明した内容です。
H17.4 RNAVロードマップが提示され、VOR縮退計画が着手された。
(NDBは既に廃止計画着手済)
H20.8「安心実現のための緊急総合対策」に織り込まれた、
省エネに資する広域航法の導入促進を
受け、上記計画の1年前倒しがH20.11に発表された。
H22.3 航空保安業務運用連絡会議で下記計画が提示された。
*NDBはH26年度迄に廃止
*VORはRNAV経路の設定により使用頻度が低下する36か所を
H27年度迄に廃止。この中の5施設をH23年度中に廃止。
*縮退はエンルートVORのみで、当該VORに付随するDMEは存続。

当初案では、VORの縮退開始時期はH25年以降という設定でしたので
もうしばらく時間があると思われましたが、H20.11に前倒しのアナウンス
があり、22.3月の会議で、具体的な計画が急に提示されたため、
会議で再考を促し、その後 5月25日、6月2日と航空保安業務運用連絡会議
が開催され、使用者側で、提示された5VORの必要性を吟味し新島、奄美を
残て縮退候補の代替え案を提案しているところです。

上記議論はラインはほとんど関係ありませんので、
全航連小型機運航者、新聞懇、JAPAの3団体が対応しています。
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もちろん税金で運用されている訳で、その費用も馬鹿になりません。
悪化の一途をたどる日本経済で時節柄、そんなに飛んでいる訳でもないジェネアビ(軽飛行機、ヘリ)の為だけに運用するのは費用対効果的に無理が有るんで仕方ないんでしょうけどね。
エアラインは慣性航法装置、主要空港のIFR(VOR)ナビゲーションとGPSの併用で全然問題ないですが、比較的低い高度で飛ぶジェネアビの軽飛行機はちょっとキツいな。
もちろん!VFR(Visual Flight Rule:有視界飛行)では、基本は地文航法、推測航法、天測航法です。その後に無線航法が出てくる訳で、お前らちゃんと下見て飛べ!っていわれるとおっしゃる通りですな。NDBはまだ残るみたいでそちらを活用すべきかとも思います。。。その辺は勉強部屋で。

「Air Navigation」iPad自体、チェックポイントとして空港やいろいろなポイントを登録できるようなので、この機能を使って、場外離着陸場である大利根飛行場を含め、航空標識、自分の家(笑)などなど登録していきたいと思います。

最後にいつものやつ(笑)

ではまた!
次回は、神奈川辺りリポートしたいと思います。


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