航空機の操縦に必要な書類

航空法第28条(業務範囲)第1項

 


 

パイロットが航空機の操縦をする時、最低でも次の2種類の資格が必要です。

・航空従事者技能証明(自家用操縦士技能証明書)

・航空身体検査証明(航空身体検査証明書)

技能証明は、「今まで」 死ぬまで有効でした。

…ですが、今後、2014年4月1日からは、2年間有効の「特定技能審査」に合格していないと、機長として飛ぶことができなくなりました(詳しくは、「特定技能審査」のページをどうぞ)。

これによってパイロットの技量維持を担保したと言えます。

アメリカのフライトレビューより少し厳しい感じで、合否判定が有りますが、基本的にはフライトに必要な知識を維持しておけば合格できるものになっています。

さて、後者の身体検査ですが、こちらも有効期限が有り、年齢や身体の健康状況によって長さが違いますのでご注意。

航空身体検査の基準や指針は、航空法施行規則、航空身体検査マニュアルに定められており、最近基準が緩和される傾向がありますが、不摂生は怠らないように心がけましょう。

更にもう一つ。

機長として、一人でフライトを行う場合には、備え付けられた無線機で交信を行う必要があります。

その際、当然ですが無線のライセンスが必要になってきます。

飛行機を飛ばす時に必要な無線のライセンスとしては、次の2つが挙げられます。

航空無線通信士 または、

航空特殊無線技士

これのどちらかを持っていればよく、自家用操縦士としてフライトするだけでしたら後者でオッケーです。プロを目指す場合には、航空無線通信士が必要になります。ライセンスの違いは取り扱える無線機器のグレードで、後者の場合にはVHF無線機とトランスポンダーのみとのこと。

もちろんこれらの資格の代わりができる上級の無線ライセンスでも肩代わりが出来ますが、割愛します。

では無線の資格があれば、航空機の無線機を何でも使っていいかというとそうではなく、自分が操縦しようとする航空機の無線局(航空機局)の「無線従事者選解届」を所轄の総務省電気通信局長に届け出る必要があります。これは、テレビ局、ラジオ局やアマチュア無線など、みんな同じで人の資格とは別に局の免許が必要だからです。その局免について、誰がオペレーションするのかを届け出るわけです。

 


 

ということで、パイロットとして空をとぶだけでもこんなに書類が必要です。

お忘れなきようにお願いします。。。